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Jリーグクラブの仕事(広報 担当編)

サッカー

Jリーグクラブの中にはどのような仕事があるでしょうか?
その中で今回は”広報”の仕事をご紹介したいと思います。
サッカー業界で働くにあたり、どんな仕事か把握した方にはお勧めの内容かと思いますので、しばしお付き合いください。まずは全体感を把握したい方は、以下URLから記事をご覧ください。

広報の仕事とは

広報の仕事は簡単に言うと、自社の活動を広く一般の方々に知ってもらうことです。特にJリーグクラブは、常日頃タイムリーに情報が湧き出てきますので、それをあらゆる手段を使って発信していきます。では、どのように発信をするのかを解説していこうと思います。

①プレスリリース

プレスリリースとは、主に会社が報道関係者に向けて発表することを意味します。世間一般的に情報を開示する必要があるものを、プレスリリースを使って広報します。Jリーグクラブの場合は、選手の移籍などで良く活用されます。また、会社の資本状況が変更になった場合など、サッカー面の部分と会社面の部分もあるため、広報としては、どちらも常日頃敏感に情報をキャッチする必要があります。

②SNS(Twitter・Instagram・FaceBook 等)

Jリーグクラブの広報は試合結果や、練習状況、選手のケガの情報、またフロントが行う、ホームタウン活動や、営業活動なども、SNSを駆使して発信します。SNSは近代一般的な広報の手段となってきましたが、より多くの情報を発信できるため、常にネタを仕込み、毎日のように発信し続けなくてはなりません。しかし、より多くの人が目にする機会が増えるので、新規のファン獲得や、フォロワー増加による広告宣伝のメリットなど、可能性は無限大です。

③Youtube

やはり昨今トレンドとなっているのはYoutubeです。既にYoutubeは暇さえあれば視聴するユーザーが大半を占める時代になってきています。Jリーグクラブの広報はより選手のリアルな映像をお届けすることができるので、必須の広報ツールになっています。各クラブは試合のハイライトから、選手のインタビュー、YouTubeでしか見られないコンテンツも配信していますので、広報担当は企画から撮影、編集なども行っているクラブもあります。うまくいけば広告収益を得ることもできるので、どのクラブも有効活用しています。参考までにリンクをいくつか貼っておきます。

VISSEL KOBE
Jリーグ「ヴィッセル神戸」の公式チャンネルです。【ご注意】ヴィッセル神戸公式チャンネルの動画の無断転載・切り抜き等は固くお断りしています。そのような事実を発見した場合には、警告の上、悪質な場合には、法的措置をとる場合があります。
川崎フロンターレ公式チャンネル - Kawasaki Frontale Official -
サッカー・Jリーグ、川崎フロンターレの公式YouTubeチャンネルです。Este é o canal oficial do YouTube da Kawasaki Frontale.
横浜F・マリノス | Yokohama F.Marinos
Welcome to the official YouTube channel of five time J.LEAGUE Champions Yokohama F.Marinos!!横浜F・マリノス オフィシャルYouTubeチャンネルです。

④メディアからの問い合わせ

Jリーグクラブは、一般企業よりも多くのメディアから問い合わせを受けます。特にビッククラブには日本代表級の選手がいますので、テレビ取材、新聞取材、Webコンテンツ取材等、様々な媒体から取材の連絡が入ります。取材は選手に案件情報を共有し、選手承諾の上、話を進めます。基本的にはテレビの広告価値が高いので優先的にテレビの取材を受け入れる場合が多いですが、選手の日程が被っていなければ、一般的な媒体のインタビューも受け入れてくれるところも多いです。そのため、広報担当はメディアからの問い合わせを選手に共有し、世間に露出していけるよう、繋ぎ役も重要な仕事の要素です。

ここまでは情報発信のツールを説明しました。ここからはどのようなスキルが必要かを解説していきます。

広報の仕事に必要なスキル

  • 情報感度の高さ
  • 文章力
  • 確認力
  • 企画力
  • 管理力

情報感度はまさに一番大切なスキルです。少しでも情報があれば発信する意識が広報担当には必要です。常にファン、サポーターを飽きさせない工夫が必要になります。文章力、確認力は、SNSやリリースの文面確認、誤字脱字が無いかや、文章校正がおかしくないかなども気を付けなくてはなりません。企画力はまさにYoutubeなどで新しいコンテンツを考えたり、SNSでの発信の際に面白く、視聴者が増える施策を考える必要があります。管理力は今月どのくらい情報を発信できたか、どのコンテンツが伸びているのか等、マーケティング力も必要になってきます。いわば、この広告価値が、会社のサービスにもなるので、営業担当が広告価値を提供することにリンクしていきます。

まとめ

広報担当は基本現場(選手)に近く、選手とのコミュニケーションも非常に重要な仕事です。その一方で選手との関わりは深いため、現場よりの仕事をしたい人には向いている仕事です。しかし毎日のようにコンテンツや情報を発信しなくてはならないため、フロント業務の中でも最もタフな仕事になります。しかしその分クラブの勝利や選手のステップアップなどは自分のことのように喜びを感じれる仕事でもありますので、非常にやりがいのある仕事かと思います。ぜひご参考になれば幸いです。

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