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Jリーグクラブの仕事(財務・経理 担当編)

サッカー

Jリーグクラブの中にはどのような仕事があるでしょうか?
その中で今回は”財務・経理”の仕事をご紹介したいと思います。

この記事は以下のような人におすすめ!

・Jリーグクラブの経営を勉強したい

・スポーツビジネスに興味がある

サッカー業界で働くにあたり、どんな仕事か把握した方にはお勧めの内容かと思いますので、しばしお付き合いください。まずは全体感を把握したい方は、以下URLから記事をご覧ください。

まず、Jリーグクラブの仕事を特殊だと思っている方も多いと思いますが、結論から申し上げますと、
フロントスタッフに関しては、基本は一般企業の仕事内容とほぼ変わりません。 とはいえ、サッカー業界ならではの仕事も少々あるので、そんな全体感をまずは簡単に知っていただければと思います。

財務・経理の仕事とは

まず、財務・経理の仕事について簡単に説明をします。財務経理とは、日々お金の流れを記録、管理する仕事です。どこから入ってきたお金なのか、どこに出ていくお金なのかを記録していきます。日々お金の流れを管理し、経営をサポートしている部署です。では具体的にどのような仕事を実務として行っているかを説明していきます。

経理の仕事(会計システムへの入力)

経理の仕事は、主に簿記の知識を用いた、お金の記録になります。請求書、入出金明細などを利用し、売掛金、買掛金を明確にしていきます。難しい話ですので簡単に言いますと、決算の際に必要な財務諸表を間違いなく作成するために日々のお金を記録しているということです。

財務の仕事(予実・キャッシュフローの管理)

財務の仕事は、経理が作成した財務諸表を元に、主に資金の調達や、財務戦略を練る仕事です。キャッシュがいつ入るのか、いつ出ていくのかを予測しながら資金繰りをします。資金が不足する場合は、金融機関より借入を行う場合もあります。そのため、財務の仕事は責任が重大で、会社の体力を継続させていく非常に重要なポジションです。また、予算に対して実績がどのような結果かを検証する、”予実”管理が非常に重要です。会計知識が無い場合は理解しがたいポジションでもあるので、まずは会計(簿記)の勉強をすることが良いでしょう。

Jリーグならではの仕事内容

Jリーグクラブの経理・財務担当は非常に優秀な人材が多い印象です。というのも、サッカー業界は業界ならではの経費計上基準や、売上基準が設けられています。例えば、選手の移籍金の売上計上の仕方や、費用の償却の仕方等、専門知識が必要になっていきます。しかし、会社のお金の流れがわかるため、”経営”という観点から物事を考えられるようになります。その点でいけば、最も”経営視点”が養われ、スポーツチームの特徴も理解できるやりがいあるポジションになります。

必要なスキル

なんといっても簿記の知識です。簿記は、経営の考え方がよくわかります。また、財務諸表を作成するのに、簿記のルールは必須になります。また、多少の税務の知識もあったほうがよいでしょう。経営者にアドバイスをする際、論理的になぜこのような財務諸表なのかを説明できなければなりません。また、Jリーグとの経営会議がある際、なぜこのような財務諸表になったのかも説明を求められることがありますので、簿記の知識が無い方は、まず簿記の資格を取りましょう。

まとめ

経理・財務と聞くと、お堅い仕事のイメージがありますが、実は将来経営をしたい、社長になりたい人は理解する必要がある内容になります。そのため会社全体を数字で理解し、経営的視点から経営者にアドバイスするためには最も勉強になる部門です。ここの機能が止まれば、会社は回らないので、ぜひともチャレンジしてほしい部署かと思います。

もっと深く経理・財務を知りたい方は、以下記事をご覧になってください。

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